東洋医学的に、冷え性は体の中のエネルギーが不足することで引き起こされ、特に胃が弱くて虚弱体質の女性に多いです。冷え性では、舌が白く、体に水が溜まっているため舌が肥大していることがあります。
冷え性があるときに使われる漢方薬としては、真武湯(しんぶとう)、大建中湯(だいけんちゅうとう)、小建中湯(しょうけんちゅうとう)、防已黄耆湯(ぼういおうぎとう)、五苓散(ごれいさん)、当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)、五積散(ごしゃくさん)、六味丸(ろくみがん)、牛車腎気丸(ごしゃじんきがん)、人参養栄湯(にんじんようえいとう)、十全大補湯(じゅうぜんたいほとう)、温経湯(うんけいとう)、呉茱萸湯(ごしゅゆとう)、当帰四逆加呉茱萸生姜湯(とうきしぎゃくかごしゅゆしょうきょうとう)などがあります。
症状をみながらこれらの漢方薬を使い分けていきます。