苓桂朮甘湯の処方解説

苓桂朮甘湯(りょうけいじゅつかんとう)は、中間証で水滞がある頭痛やめまい、動悸、息切れなどに用いられます。

構成生薬の働き

苓桂朮甘湯の構成生薬は、茯苓(ぶくりょう)、蒼朮(そうじゅつ)、桂皮(けいひ)、甘草(かんぞう)です。

茯苓と蒼朮は、身体の水分の調節をする働きがあります。

桂皮は、血液循環の改善をしたり、発汗作用、鎮痛作用があります。

甘草は、消化機能を高めたり、痛みを抑える作用があります。

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