補中益気湯(ほちゅうえっきとう)は代表的な補剤(
脾虚と気虚
脾虚は消化機能が低下した状態で、食欲不振、消化不良、下痢、
しかし、食後眠くなる人が全員気虚というわけではないですし、
気虚の人は、力なく歩いていたり、遠くから見てもだるそう、
補中益気湯の構成生薬
補中益気湯の構成生薬は、黄耆(おうぎ)、人参(にんじん)、
黄耆と人参には滋養強壮作用があります。
柴胡には胸脇苦満を和らげる作用や抗ストレス作用があります。
升麻には気分の落ち込みを改善する作用があります。
蒼朮、甘草、生姜には胃の働きを良くする作用があります。
陳皮には解熱、鎮咳、健胃作用があります。
当帰には血行改善や乾燥を改善する作用があります。
大棗には精神安定作用や胃腸の調子を整える作用があります。
補中益気湯の適応
病気になったり、
また、虚証気味の人で、食欲不振、物の味がしない、微熱が時々ある、
補中益気湯に含まれる升麻(しょうま)には昇提(